2008-03-31(Mon)
走るバスの中での凶行。その時運転手・他の乗客は?
先週北朝鮮によって拉致された横田めぐみさんのことを書きました。
たくさんのコメントをいただき、あらためてこの事件に関する皆様の関心の高さに一縷の望みを見た思いです。
日曜日、私も早速DLしたアニメ「めぐみ」を見ました。
正直な感想、目新しいものは何一つありませんでしたね。
声優に有名処を起用、というインパクト以外もう1つかな、という印象です。
まあ政府が作った、ということだけでまずは評価すべきなのでしょうか。
しかしこの事件を知らない若い人、子供たちにとってはこの事件を知るいい機会になるかもしれません。
その点を考えればこれでもいいのかな。
さて今日のお話です。
なんだかやりきれないショッキングなニュースが毎日報道されていますがまたもや理不尽な殺人のニュースがありましたよ。
詳しいことはまだ私もわかりませんが何でもバス車内での携帯電話の使用を巡り注意した人が殺されてしまったようです。
<傷害致死>バス車内で携帯注意され、男性を死なす 三重
驚くことに車内では他に30人もの乗客がただ傍観していたということ。
すぐにJR特急電車内で起きた女性暴行の事件を思い出しましたよ。
このときも多くの他人の目がありながら平然と凶行が行われてしまいました。
その場にいたわけではないので好き放題に意見できるのかもしれませんがやっぱりこれは異状な状態に思えます。
誰一人救いの手を差し出さない、暴行を受け続けて被害者の方はどのような気持ちだったでしょうか。
誰か一人が声を掛ければその他にも割って止めに入る人もいたのでは?
そして運転手はただ運転を続けていただけ、はたして一度バスを停めてでも様子を見るという注意義務があるのではないか。
これが多くの人の意見ではないでしょうか。
さて、実際その場に私がいた場合はたして仲裁することができたでしょうか。
怖いですよね、多分様子を見ているだけで身体が震えると思います。
きっと心の中で「誰か止めて!」と叫んでいるでしょう。
そして誰かが止めに入ったら私も同調して割って入れるかもしれません。
おそらくこの時車内に居合わせた30人はみんなこう思っていたのではないでしょうか。
それぞれが顔を見合わせ、そして一様に首を竦めてその場で沈黙する。
誰かが、という思いを持ちながら。
私だって誰かが止めなくても私が止めに入る、とは断言できない以上はこの時車内にいた人々を責められないのかもしれません。
残念ながら携帯電話を注意した61才の男性の方は病院に運ばれたものの翌朝亡くなられたそうです。
公共のバス車内でのマナー違反を注意するという当たり前のことをしただけだというのに。
そしてその場を多数の目が見ていたのに。
報道された文章を読む限りでは傍目から見てもそう大事にはならないだろう、という程度の暴行にしか見えなかったのかもしれません。あくまで憶測ですが。
だから尚一層救いの手が差し伸べられなかったのかな・・・・。
注意されて逆上した男はどうやら殺意は無かったと証言しているようです。
逮捕時の容疑は暴行、そしてその後傷害致死容疑で地検へ送検。
事の重大さに後になってから気付いているのかもしれませんが携帯マナーを注意されたら謝れば済む話。
それをなぜ当たり前に注意する人へと怒りをぶつけるのか。
この男、58才だそうですが逆ギレする年でもないだろうに。
厳罰を望みたいところですが殺人と傷害致死との間には大きな差があります。
今回の事件のように正義を貫く善良な市民が謂れの無い被害を被るということはこれからも怒り続けると思います。
もしそのときそこに居合わせたとしたら。
断言はできませんが注意する勇気を持ちたい、そう思いました。
しかし実際はどうかわかりません。
それだけ私は弱い人間です。
ただ傍観者でいることは加害者と同じ、と言うと言い過ぎかも知れませんがそう思われても仕方の無いこと。
そう感じます。
あなたならどう対処しますか?
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