2008-07-06(Sun)
「コスモスのように」気を強く持って頑張ってください
皆様、「コスモスのように」という歌をご存知でしょうか。
作詞をしたのは横田早紀江さん。
詩の一部にはこうあります。
「遠い空の向こうにいるめぐみちゃん あなたもお母さんが育てたあのコスモスのように 地に足をふんばって生きているのねきっと しっかりと頭を揚げて生きているのねきっと」
娘、めぐみさんと新潟市の自宅の庭で育てたコスモスが太く、「コスモスって、なんだか弱々しく揺れてる花なのに、どうしてこんなに茎が太いの」といっためぐみさんの一言に大笑いしたという話が元となっているそうです。
そのコスモスの咲いていた自宅からわずか数百メートルの場所で忽然とめぐみさんは姿を消しました。
北朝鮮による拉致、その被害者の家族会のリーダーとして長年活動を続けてきた横田早紀江さんですがここのところTVで拝見する姿はどことなく以前の力強さが感じられず、どこか疲れが見えるように思うのは私だけでしょうか。
犯罪国家の北朝鮮に対して個人の力で立ち向かうことはあまりに困難です。
だから家族会の皆様は日本の国にすがりました。
しかしここ数年なんの進展も無いまま時間ばかりが過ぎて行きます。
一縷の望みだった米国すらも「テロ支援国家指定」の解除を行う見通し。
大きな問題(核問題)の前には小さな問題(拉致問題)は見殺しにされるということでしょうか。
7月1日の新潟日報の日報抄にはこんな一説がありました。
〜米国の食糧支援第一便が北朝鮮に届いたという。日本の暴力団対策法に例えれば、世界の警察を自任する米国が、銃器を保有する暴力団が拳銃を届け出たご褒美に、指定暴力団の対象から外すようなものだ〜
日本政府も被害者の再調査を約束した北朝鮮に対して万景峰号入港など経済制裁の一部解除を決めていると言うことです。
このことに対して私ですら大きな怒りと失望を覚えるのに拉致被害者家族はどんなに悔しい気持ちを持ったことでしょう。
他に有効な対策などを模索することはできないのでしょうか。
〜「(指定解除までの)四十五日間、日本政府は一時間一時間を大事にして問題解決への計画を立ててほしい」。偽の遺骨まで送られ、何度もむごい仕打ちに遭ってきた、めぐみさんの母早紀江さんが怒りを抑え訴える姿が痛々しい
高齢化する被害者家族に残された時間は少ない。北朝鮮の持ち時間だけが増えたような気がする〜
日報抄の最後はこう結ばれています。
その通りだと思います。
時間は無限にあるわけではありません。
愛しい家族の帰りをいつまでも待ち続けられるとは限りません。
日本海の向こう側で囚われている娘を心配し思いやっている「コスモスのように」。
しかし今は早紀江さん自身のことを歌っているような歌詞のように思えてなりません。
母娘が引き裂かれた30年以上の長い月日、一日も早い再開のためにも政府には真剣に取り組んで欲しいと思います。
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