2008-08-01(Fri)
燕・小谷温泉行の番外編です。
当初の予定ではさらに温泉を楽しむつもりだったので昼食は白馬村の蕎麦屋さんと決めていました。
しかし最後の奉納温泉を取り止めたため、急遽相棒の魚介類が食べたいという希望もあって予定変更です。
一度国道148号線に出てから糸魚川~上越市へとまっしぐら。
上越市は直江津駅前にあるホテルに入っている食事処へと赴きました。
ここへ来たのはわけがあります。
皆さん、「幻魚」もしくは「げんげ」と呼ばれるお魚、ご存知ですか?
深海魚なのですが上越・糸魚川地域や富山県の一部でしか食されてないらしくかなり珍しいようです。
もっとも珍しいから「幻魚」なのではなく、だれも食べない下等な魚→下魚から幻魚・げんげと呼ばれているとか。
その姿はゼラチン質に覆われていてヌルヌルとしています。
冬場は糸魚川の海岸沿いを車で走っていると、このぬるぬる幻魚が干されている様子がよく見られます。
この幻魚のてんぷらがここでは通年食べられるんですよ。
揚げたての熱々をいただきます。
頭やワタの部分でしょうか、ほのかな苦味がアクセントとなっています。
身は思ったよりもふっくらしていて淡白で美味しく、見た目とは大違い。
ただし冷めてくると苦味がえぐみに変わるので熱いうちがお勧めです。
私が頼んだのは「きんき」の煮魚定食。
結構なボリュームがあってお値段は1500円でした。
きんきは一匹まるごとでかなり食べ応えがあります。
味付けは若干濃い目、さすがに雪国らしいかな。
料亭の味、というよりは家庭的な感じを受けます。
相棒は地酒を飲みながら刺し盛をつついています。
刺し盛は人数や予算で数種類用意されています。
地のものが7点盛られていて味も絶品。
このボリュームで1600円でした。
相棒、左下の刺身が見てもわからずに運んできた女性に尋ねましたが「鰆」だそうです。
身はバーナーで少し炙ってありました。
美味しい肴があるとお酒もついつい多めになるようで、追加で注文などする始末。
このお店、地酒も豊富なために県外客にもお勧めかも。
駅前のホテルの中という立地からも出張族のお父様方には人気なのかもしれませんが休日のこの日は家族連れで賑っていました。
このお店の情報は→
http://www.heimat.co.jp/tashichi/index.htmlご訪問ありがとうございます。応援ポチ、感謝しています。
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こんばんは~
ご無沙汰しておりました~。
魚尽くしの料理美味しそうですね。
きんきはコチラでは、もっと高い高級魚ですね。
数回しか食べたことないですけど、美味しいお魚ですよね。
ツーリング行っても、肉系が多いので、今度は、お魚ツーを企画したくなっちゃいましたね。
てんぷらも煮物も刺身も全部美味しそうですね~
でもやっぱり一番食べてみたいのは幻の魚のてんぷらですね。
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高級魚系の煮魚定食って切り身の場合が多いじゃないですか、その点一匹丸ごとで出されるだけでもとてもお得感がありました。
海を眺めながらツーリングで御魚も満喫してくださいね~
幻魚は干したものが一般的なようですが、地元ではぬるぬるしたままぶつ切りにして味噌汁や鍋の具にするようです。
チャンスがあればこちらもチャレンジしたいんですよね。
残念ながら生のままの幻魚を食べられるところがなかなか無い様なのです。
幻の魚なのかと思いきや、そういう意味だったとは。。。
でも、実際の話、深海魚なんて魚屋さんでも幻の魚ですよね。^^;
食べたことがないので、その味に興味あります。
しかし、刺し盛りみるからにおいしそうで、ボリュームたっぷりなのに
このお値段はかなり魅力的ですね。
げんげは名前だけは聞いたような記憶がありますが、下等な魚という意味なんですね~。
それに対してきんきといえば高級魚というイメージです。
いろいろな魚がお手頃値段で味わえていいところですね。
またどれも日本酒とも相性が良さそうです。
苦味・渋味の美味しさというのは酒飲みが好む味わいなんですよね~☆
幻魚テレビで見た事
有りますが見た目は。。。
ですよね
でも揚げたての天ぷらで
食べたら白身魚って感じでしょうか?
キンキ1匹って言うのが
スゴイですね~
お金を出せばこちらでも
食べれるでしょうが
決してこのお値段では
無いと思います
いいなぁ~
幻魚って確かに干された姿はエイリアンみたいですよね。でもコラーゲンたっぷりだから女性にはぴったりなんですよね
げんぎょの干物はたべたことありますが、めずらしいからげんぎょだとず~っと思っていました。
見た目気持ちの悪い格好の魚ですね。
きんき、うまそうですね~。
本当のことを言うと私も干される前の姿を見たことがないんですよ。
きっとスーパーに並んでいたとしても誰も手を伸ばさないような容姿だと思います。
でも見た目が悪いものは味が良いっていいますよね。
きっと幻魚もそんな一匹なのかも。
日本海まで来る機会がありましたら探してみてくださいね。
さすがに食通のスマイリーさん、ゲンゲをご存知ですか。
私自身、以前から存在は知っていましたが初めて吊るし干されたものを見たときはとても食べたいとは思わずにいましたよ。
相棒が勧めてくれなかったらきっと食べずにいたことでしょう。
それが今では当たり前のように食べられて、しかも美味しいと思えるのですから何事も経験ですね。
TVで紹介って凄いことだと思います。
地元でもかなりマイナー、というより干されたもの意外はなかなかお目にかかれないようですよ。
私自身、糸魚川地方には年に何度も行きますが口にするのは稀です。
食感ですが一度干してあるのでいわゆるホコホコとしたような感じはありませんが変なクセはなくてなかなか美味しいですよ。
私も生のヌルヌルは食したことが無いのであまり論評することもできませんが決して下魚ってことは無いと思いました。
ろくさん、ご無沙汰しています。
ろくさんなら当然のことながら幻魚のことも詳しいと思いますが「エイリアン」ですか。
なるほどそんな姿ですね。
ただ干される前の姿もまた幻魚なわけで私的にはどちらがはたして本当の姿なのかと。
いずれにしてももっと価値が高まってもいいと思うんですよね。
秘蔵のお店、また連れて行ってくださいね!!
幻魚~何のことですか?
ましてや干されている姿も何とも形容し難いし。
これって食べるんですか?
正直な感想です。
下越地域だと知らなくて当然ですよね。
私も知ったのはここ数年です。
同じ新潟県といえど食文化の違いは多いです。
だからこそ面白いし、出先での楽しみも増えますよね。